Table Of Content西夏語通韻字典
西夏語通韻字典
荒川慎太郎
0.本 字典の目的
西夏国では、漢語音韻学に倣った西夏語音韻学とでも言うべきものが発展し、各種
の韻書が編纂された。完全な形で残らない各韻書の欠損部を復元し、韻書の構成法を
明らかにすることは、西夏語音韻論の研究に取り組むものにとって、重要な課題の一
つである。筆者はこの目的のために、諸韻書から各西夏文字の反切上下字を抽出し、
また、同一音節の文字、異声調であり同一音節の文字を整理し、推定音を付 した発音
字典を作成 した。
韻書 によれば、西夏語は二声調を基本に持つ言語である。これによって韻母を分類
すると、平声97韻 ・上声86韻 にまとめられる。声調 による対立 を除いた同一音節に
は、平声の声調のみ持つ もの、上声の声調のみ持つ もの、両声調 を持つ もの、が存在
する。声調の対立を除いて韻母の種類を分類(通 韻)す ると、西夏語韻母は105韻 類 に
分類 されることが判明 している。
西夏語通韻字典は、 『文海』 ・ 『同音』などの西夏語の韻書をもとに、西夏人音韻
学者の分類する105韻 の韻母順 に、通韻、つまり平声 ・上声が共通する音節を整理 した
ものである。各音節 に属する文字は、平声 ・上声音節字 を簡便に比較できる形で並記
した。
また、通韻字典付録として西夏語音とサンスクリット音との関係を示した各種資
料、西夏語の音節表(声 母と韻母の結合表)を 加えた。
以下、簡単に字典の構成と表記上の注意を述べる。
1.韻 母 ・声母推定音対応表
本文に入る前に 「西夏語105韻 ・韻母推定音対応表」と 「西夏語声母推定音対応表」
を挙げた。
「西夏語105韻 ・韻母推定音対応表」では、西夏人音韻学者が分類した西夏語の各韻
母、平声韻と上声韻の対応を示すとともに、これまで各研究者が推定した再構音を示
した。
声母については、九種類の声母系列注2以外に、西夏人音韻学者が示した客観的な分
類は存在しないが、反切上字の系聯関係から導き出された分類と、各研究者の推定音
を、 「西夏語声母推定音対応表」の形でまとめた。
注1この字典は
、荒川(1997) 「韻書の構成法からみた西夏語音の研究一等韻の構造に関する一考察」
(京都大学大学院修士論文)の 参考資料 「西夏語通韻字典」を一部修正、増補したものである。
注2重唇音類
、軽唇音類…等の西夏語の呼称を持つ、主に調音点による声母の大まかな分類を指す。
一1一
2.通 韻字典本文
通韻字典本文は、 「通韻字典(R.1-R.105)」 、 「通韻字典(r文 海雑類』平声韻類
編)」 、 「通韻字典(『 文海雑類』上声韻類編)」 か らなる。
「通韻字典(R.1―R.105)」 は、通韻1韻 から通韻105韻 までの韻母の分類順に、西夏
語音節 を整理 した ものである。西夏語韻書 『文海』か ら、各音節を代表する西夏文
字、それに付 された反切上下字、同一音節の文字、を抽出した。そして、反切上字、
乃ち声母順注3にこれを配 した。一部 『同音』で補足 した文字は()に 入れて表記 し
てある。各音節には西田の分類による 『同音』の小類グループ番号、および西田の推
定する西夏語音を付 した。
韻書 『文海雑類』収録の音節については、別に 「通韻字典(『 文海雑類』平声韻類
編)」 、 「通韻字典(『 文海雑類』上声韻類編)」 をもうけた。 『文海雑類』では、
r文海』 と異なり、各音節が105韻 順に配列されていない。そこで原典 どお り、平声、
上声の声調で分け、次 に重唇音類、軽唇音類、… という声母系列 ごとに現れる順に、
各音節をまとめた。 『文海雑類』は欠損部 も多 く、 r雑類』で補 った箇所は少な くな
い。 しか し 『雑類亅原典 には反切上字、反切下字が記 されていないため、本字典でも
これらは記載 していない。
3.通 韻字典付録
3.1サ ンスクリット対音
西夏語音 とサンスクリット音 との関係 を示す資料 として、 「サンスクリット音対応
西夏文字一覧表」、 「真言注文字一覧」、 「反切上下字合成字一覧」 を付録 としてあ
げた。
「サンス クリット音対応西夏文字一覧表」は、西夏語経典 に見られる陀羅尼から、
サンスクリッ ト音 に対応する西夏文字を抽出した ものである。一覧表1―3は、縦軸にサ
ンスクリット音節の初頭子音、横軸に母音 を設定 し、サンスクリット音節 を表す西夏
文字を記 したものである。-ﾘ母 音音節とは、子音結合などに見 られる、子音音素のみ
をあらわした文字をさす。一覧表4-6は 、サンスクリットの二重母音、鼻音閉音節など
を表記 した西夏文字を集めた。表中で、/は 異音節異字の関係の文字、1は 同音節異声
調異字の関係の文字、 ・は同音節同声調異字の関係の文字を示す。
「真言注文字一覧」 とは、実際の経典中ではなく、西夏語韻書中に 「真言」 「梵
語」などの注 を持つ西夏文字を抽出 したものである。主に 『文海』に見 られる文字
で、通韻105韻 順 に配 した。実際の陀羅尼に見 られる文字 については、サ ンスクリット
対応音 も示 した。
注3西夏語韻書 『文海』の記載順となる
。
一z一
「反切上下字合成字一覧」は、西夏文字独自の造字法、反切上下字の合成によって
作られた文字を集めたものである。西夏では、主に外国語音を表すため、従来西夏語
に存在 しない音節を表記する必要があった。そこで声母のみ共通する文字、韻母のみ
共通する文字それぞれの字形の一部を合成して新たな一文字を作成した。これを本字
典では 厂反切上下字合成字」と呼ぶ。それぞれ構成素になった文字は、反切上字、反
切下字の形で韻書に記載されている。主にr同 音』に反切上下字とともに記載されて
いるため、本字典でも声母系列ごとに、合成字、反切上下字、推定音などを記した。
3.2 西夏語の声母 と韻母の結合表
西夏語の声母 と韻母はきわめて規則的に結びつ くことが確認できる。この結合規則
を元 に荒川(1997)で は西夏語105韻 の分類 と推定音の再構成を試みたが、 「西夏語
105韻 類 『文海」標準音」 として付録に付けた。また、そのデータとなった声母 と韻
母の結合状況は 「西夏語音節 声母+韻 母結合表」 として一覧表化 した。
西夏語の105韻 は主母音の性質で大 きく三部に分かれ(環 として表記 した)、 その中
ではさらに主母音の相対的な位置関係で分類され(攝 というグループ化)、 ほぼ/u/
→/i/→/a/→/i/→/e/→/o/と いう形で循環 している。 『西夏語105韻 類 『文
海』標準音」は荒川(1997)の105韻 の分類 と表記法の試案を示す とともに、各環を通
じた韻類の関係 を示す ことを目的とした。
西夏語の声母系列は 『同音Jな どによって大 きく分類されていることがわかる。ま
た反切上字の系聯関係注4からその下位分類を行 うことができる。そこでこの下位分類
された声母 を縦軸に、105韻 類を(更 に開口韻 ・合口韻の区別 も行って)横 軸に取 り、
音節の結合状況を精密 に求めた。 「西夏語音節 声母+韻 母結合表」 として一覧表化
したものがそれである。 『文海』、 『文海雑類』収録の文字 を分け、各声母 と韻母の
結合が確認できる文字についてはその字数を示 した。声調 による区別は/に よって表
記 した。すなわち4/1な ら 「平声音節4文 字、上声音節1文 字」を示す。
4.補 足一 『文海宝韻』 と 『文海』―
修士論文作成後、西夏語韻書 『文海宝韻』のテクス ト注5が公刊 された。それによれ
ば、 『文海雑類』収録の西夏文字 と、 r文海』収録の西夏文字はほぼ同一であ り、配
列 もほぼ等 しいため、本字典の内容を変更する必要はない。 しかし補足 として、 『文
海宝韻』の構成 を簡潔に紹介 し、 『文海』と一部相違がある箇所について詳述 してお
きたい。
注4系聯 関係 とは
、 同 じ子音 を表す反切上字の グループ化 を指す 。
注5史金 波他(1997)に よる
。
一3一
4.1 『文海宝韻亅の構成
冒頭に、 τ文海」冒頭の平声韻韻類代表字とほぼ同じ一覧を有する。代表字の下に
西夏数字で韻類者号が記される。
各韻類について、_の あ とに韻類代表字、韻類番号、小韻(同 一音節のグループ)
が置かれる。各西夏文字については 『文海亅のごとき字形 ・字義 ・反切が付 されるこ
とはなく、文字 によってはr同 音1の ごとき字形説明が付 されることがある。
上声部にも、平声部の一覧と同様の形式で代表字 ・韻母番号が記される。また、同
様の形式で上声韻に属する韻類が列記される。
『文海宝韻』は、 r文海』に欠損する上声部を持つ貴重な資料ではあるが、 『文
海亅にみられるような各西夏文字の反切表記は持たない。すなわち文字の系聯関係に
ついては重要な情報をもたらすとはいえない。
4.2 『文海宝韻』とr文 海亅の相違
『文海宝韻亅 と 『文海』の収録字 ・配列に相違が見 られるのは、平声20韻 ・平声21
韻 と上声48韻 ・上声49韻 である。
4.2.1平 声20韻 ・平声21韻 の相違 について
『文海』平声20韻 に含 まれる音節のうち、重唇音類paff〜 牙音類og面 までがr文 海
宝韻亅平声20韻 に収録される。歯頭音類tsaE〜tshaﾟま でが 『文海宝韻』平声21韻 に
収録される。歯頭音類sah〜 流風音類laft・までは 『文海宝韻』に収録されない 。
一方、 『文海亅の平声21韻 に属する文字は 『文海宝韻』平声21韻 には一切収録 され
ず、所在 も明 らかではない。
4.2.2 上声48韻 ・上声49韻 の相違 について
『文海宝韻』上声48韻 には、 『文海』上声48韻 に収録 される文字のあとに、 『文
海亅上声49韻 の舌上音類 ㎡。N〜 喉音類 駈Nま でが収め られ、 r文海宝韻」上声49韻 に
は 『文海』上声49韻 の続 き、喉音類 ㌔N〜 喉音類2>肋 。Nまでが収め られる。
一4一
西夏語通韻字典 目次
西夏語通韻字典の構成
西夏語105韻 ・韻母推定音対応表(西 夏語105韻表の見方)
西夏語声母推定音対応表
通韻字典本編
通韻字典(R.1-R』05)
通韻字典(『 文海雑類J平 声韻類編)
通韻字典(『 文海雑類」上声韻類編)
通韻字典付録
サンスクリット音対応西夏文字一覧表1-6
真言注文字一覧1-3
反切上下字合成字一覧
西夏語105韻類 r文海』標準音
西夏語音節 声母+韻 母結合表
参考文献
一7一
西夏語通韻字典の構成
1. 「通韻字典本編」は、諸韻書から反切上字 と反切下字が判明する西夏文字を、全て体
系的に整理することを目的としているが、各西夏文字の配列は、典拠となった韻書の構成
法に基づ く。すなわち 「本編R.1〜R.105」 は、 『文海亅において西夏人の設定する105
種類の韻類順、 「『文海雑類』編亅は、 『文海雑類亅 ・r雑 類亅における平声部 ・上声部
の各音節の記載順 とし、声母系列で大 きく分類した。
2.各 西夏語音節(平 声)に ついて、音節を代表する西夏文字、その反切上下字、同一音
節に属する文字、西田(1964)に よる韻書 『同音』のグループ番号注6、西田(1981-
1983)に よる再構成形式をあげた。そして対応する上声音節を平行する欄にあげた。同音
節字が多数の場合、二段に分け、なお空欄の足 りない場合は(*)を 付 して下の欄に続け
た。特に上声音節の文字について、字形が不確定なものはこれを掲載 しなかった。また
()内 の文字は、 『文海』に記載されないが、 『同音亅によれば同じ小類に属する文字
を指す。
『文海雑類』編では、各音節の代表字の、 『同音』における所属 も記した。李范文
(1986)の 整理者号がそれに当たる。反切下字の右側の 「所属韻類」は 『文海亅によるも
の注7、再構成形式の右側の 「所属韻類」はr文 海雑類亅の声調の分類に合わせたものであ
る。 『雑類亅で欠損を補った文字については西夏文字の左肩に黒丸を付 した。 「i」 で表
記 した箇所は 『文海雑類』 ・r雑 類亅で欠損する部分である。
3.荒 川自身の再構成形式 とその表記案は、通韻字典付録 「西夏語105韻 類 r文海』標
準音」に提示 したが、字典本文では各音節の推定音表記は、全て西田による再構成形式で
統一 した。これは本字典の、反切上下字による西夏語音節の分類が、西田の分類と基本的
に一致するためである。両者の推定音の対応関係は前述の資料を参考にされたい。
各音節の再構成形式は、西田(1981-1983)の 推定音表記を参考にしたが、そのなかで
推定音が提示されていない文字については、反切上下字の推定音から荒川が再構を行っ
た。本字典での西田の再構成形式については、全て荒川がその責を負 うものとする。
注6例えば 「L1」は 「声母系列第一品重唇音類 第1小 類」を指す
。 「1..Jの形で示すのは 「重唇音類 独
字類」である。
注7『文海雑類』平声韻部に属する文字であるが
、反切下字が 『文海亅によれば上声韻字であるもの、または
その逆の場合などがある。
一9一
ii 1
3114 NIB 1989 N® 1964 CodpoHoB1968 1986 2 1983 IL I965s Gong 1997
1 1 1 -u ,-u2 -u -u,-u -u ,-u -u,-iu -u: -u
2 2 2 iu iu -ju ,-ju -lu -111,iul -u -ju
3 3 3 iufi, wlufi iufi -lu -io,-in -ju -ju
4 4 4 -ufi -ufi -u+c,-u -U0 -uu -ju: -u
5 5 5 -u ,-tls -a -un ,-n -u -0,-u0 -a: -u
6 6 -ufi -ufi -Un,-0 -IIa =io -o -14
7 7 6 -iufi -I13 -o,-ie o-j -11 .1
8 7 -1,-W1 -e,-e -1, uI -oi ,-oi -e:j -e
9 9 8 -16,-w16,-162 -16 -e,-e -I -1 ,-i 1,-ui -ej -ie
10 10 9 -i -ie -je:j -ii
11 11 10 -ifi wifi, , ifi2 -ifi,-wifi -1,-i -iui -1,-u1,-i1 -i: -Ii
12 12 11 -refi,-wiefi -e+c ,-e -ui _ir -i -e
13 13 -iefi2 -wifi -e+c,-e -ue =ie -ji -ie
14 14 12 -je+c,-je =lei -ie,-ie -_11: -li
15 15 13 -a N,-waN,-a N2 -e ,-we -en,-en -e,-ue 1n,-i n, ion, ar eN -e
16 16 iaN,-WiaN,-1aN2 1e,-w1e -en,-en -in -jeN -1'1
17 17 14 -afi,-wafi,-afi2 -afi -a ,-a -a -a,-ua,-ia -aIWN -a
18 18 15 -a,-wa -a -a ,-a -ia -a -awN -ia
19 19 16 4a,-wla,1a2 is -ia -ia,-ia -jawN -ja
20 20 17 -afi,-afi2 -afi -a+c,-a -a -ja
21 21 18 iafi,iafi2 -iafi -ja+c,-jaul -ia -iau,-iau -aN -ja
22 22 19 -aw ,-waw -aw -a+c,-aiu -au -jaN -a
23 20 -aw,-waw -aw -a+c ,-klul -ia -ia
24 23 21 -a -ja+c,-jam -ia -it -ja:N -ja
25 24 22 -UN,-W aN -a -an,-a n -ia -an,-uan -a:N -a
26 25 23 -aN,waN -a -an,-an -an ,-uan -aN -ia
27 26 24 iaN,iwaN is -jan,-jan -iva -inn -jaN -ja
28 27 25 -ilfi,-wilfi ,-ilfi2 -ufi -a,-a -11 -ar,-6,-a -ja:N -a
29 28 26 -ii -6 ,-6 -ill -e,-uei -a:j -ia
30 29 27 -ifi -i -or,-er -jaj -ji
31 30 28 -1 ,-1 -Er,-uer, iar -ja:j 11
32 31 -1iN~ WluN -a+c -a -uar -a
33 32 29 iN~~ WiN2W1N, _}N~ -1 -ja+c,-ja -1a -iN -ii
34 33 30 -E,-WE -ai,-ei -2,-uE -ai -ji N -ej
35 34 31 e, wle,4e2 iE -ai ,-ei -is -a jN -iej
36 35 32 -Efi; wafi ,-Efi2 -Efi -jai ,-jei -ie ,-js -E -ajN
37 36 33 -e fi ,-we fi,-e fi2 -efi,-wefi -In ,-In -is
38 37 34 -e ,-we -e ,-we -ai+c ,-ai -e -ai -ja:jN -ej
39 38 -ey -ey (?) -ai+c,-ai -es -al -a:jN -iej
40 39 35 -efi -iefi -jai+c,-je -15 =ia -juju
41 40 e,-wle -ie -ai+c ,-ai -ja:jN -aj
42 41 36 -eN; weN,-eN2 -e -ai+c,-ai -al ,-uai -e:jN -iaj
43 42 37 -ieN,-ieN2 -d ai+c,-je-j -ie n=ia ,-ia -ejN
44 43 38 -aw,-waw -OW -ew,-etu -au -au,-au -jejN -ew
45 44 39 -ew -ew -ew,-eua -ia -ia -iew
46 45 40 -aw, 1waw =law -jew,-jew -1a0 -iau -aw -jiw
47 46 =Jew -lew -jew,- jeus -ia u -eu -jaw -jiw
48 41 4e'w / -iew -aw,-aui -au -ew
49 47 -iw -1w -jatu,-jaw -ao -au -ja:w -jiw
-10-
西夏語105韻 ・韻母推定音対応表2
通韻 平声 上声 荒川1997 等 攝 漢語対音 Tib,対 音 Skt.対 音
1 1 1 一u,-ux 1 1 模、(東1、屋i,尤 、没、徳) 一u _u
2 2 2 ―yu 2a 魚、虞、屋3、薬、(模、鐸) 一u,-yu 一u
3 3 3 一yu,=ywu 2b 屋3、魚、虞、模、薬、尤、燭、物 一u,-uh 一u
4 4 4 一ut 3 物、燭 一u,-uh 一u
5 5 5 一u'-u" 1 模、鉱 姥
6 6 ツu, 2 ? 一yu
7 7 6 一u:' 3 魚、模、尤、燭 yu,ｧu
8 8 7 一圭,―wi,-i2 i 2 徳、質、灰、(泰、勵
9 9 8 一yi,-ywi,―yi2 2 麥、陌
10 io 9 一i:,-wi:,-i:2 3a 支、微、脂、之、祭、昔、職 _i 一i
11 ii 10 一i:,-wi:,―i:2 3b 支、脂、之、微、齊、(清、青、先) 一i,-ih,-yi 一1
12 ia ia -i'デwi' 1 没、賄、徳 一wi
13 13 _yiT 2 徳 一劜,-wi
14 14 12 一1:' 3 支、旨、之、祭、清、青 -1, , 一 i . 一1
15 15 13 一in,-win,-inz 1 登、文、東、鍾、唐w、覃、遇 一ax
16 16 ―yin ,う【πin,-yin2 2? 東3、鍾、眞、文、先、蒸、侵 -1,N
1フ 17 14 一a,-wa,-a2 i 3 歌、戈、寒、桓、元、唐、宕、曷、末、盍、合、物、鐸、豪 一a,-ah -a,-va
18 18 15 一ya ,-ywa z 麻2、蟹2、刪2、黠2
19 19 i6 一a:,-a=2 3a 麻3、藍 覚、月 一1,‐ .id 一a
20 20 17 一a・-,a.z. 3b 麻、歌、耐、仙、先、曷、末、合、薜、豪 一a,-ah 一a
21 21 is 'ya.'ya2 4 麻3e末 轟 一ah,-eh 一a
22 22 19 一a' ,―wa' t 歌、豪
23 zo 一ya'一ﾘ9a° 2 麻、馬、砿 徳 一ar
24 23 21 一a:',-wa:' 3 ? _a
25 24 22 一an,-wan 1 寒、桓、談、末 一甎
26 25 23 一yan,-ywan 2 麻2、刪、山、元
27 26 24 一a:n ,-warn 3 仙、仙w、 先、元、懿w、 諄 一ax
28 27 25 ―i,―w},―i2 i 4 支、旨、之、模、灰、屋、物、没、鐸、錫、徳、東、登 一i,-ih;u,-uh,-o 一ﾘ
29 28 26 ―Y}, , - y 鞭 ■ z 支、旨、之 術 一i 一ﾘ
30 29 z7 一};,―w歪:,-2 3a 齊、祭、質、術、物、昔、徳、緝、登 一iドih 一ﾘ
31 30 28 一垂:ヂwi= ,-i:2 3b 支、脂、之、微、質、術、物、没、薜、昔、徳、緝、登、眞 一i,-ih,wi,-u 一ﾘ
32 31 -1―n , - W m , i 登
33 32 29 ―yin,ヴwin,-y垂n2 ,―yw韮n2 z? 質、没、薜、陌、職、徳、緝、登、諄 一 ih―
34 33 30 一e,-we,-e2 1 5 d,灰 、泰 一i,-ih,-e
35 34 31 ―ye ,―ywe,―Yez 2 佳、皆、夬、庚、耕、職 -i・,-e
36 35 32 一e:,-we:,-e:z 3a 庚、清、麻、魚 一e 一e
37 36 33 一e:,-we:,-e: 3b 之、戈3、麻3、先、仙、庚、清、青、添 一eヂeh ,―ye 一e
38 37 34 ―e',―we'ジe'2 i O,泰 、隊、灰、清、庚、陽 一e,we,-eh
39 38 一ye' 2 陌
40 39 35 一e:' 3a 支、麻3、清清 、屑 一e,―ye ,-eh 一e
41 40 一e:' ,-we:' 3b ? -w e , -w i 6
42 41 36 一en ,wen,-enz 1? 庚、皆、佳、 一e
43 42 37 一yen ,-yen2 2? 先、仙、庚3、清、青、鹽、麻3 一e,-eh
44 43 38 ―euジweu i 6 豪、侯、宵、尤、隊、徳、屋、質、先、清、青 -iヂiね ,-wi
45 44 39 一yeu 2 尤、櫛.ﾟ麥、鍬 庚
46 45 40 一eu: ,-weu: 3a? 尤、霄、侯、質、屋 -■1 , - y 1 ●
47 46 一eu: 3b? 尤、質 一i,―ih
48 41 一eu' 1 尤、質?
49 47 -y eu , z 尤
一11一
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50 48 -ofi -ofi ?! jo -10 -ian -aw -jwo
51 49 42 -ofi,-wofi -ofi -0 ,-O -1uo -u6 ,-ufi -jaw -o
52 50 43 -low Iow -0 ,-O -iQ -u6 -O:WN -io
53 51 44 -ofi,-wlofi -ofi jo _jow iou 48,46, 45 -OWN -f0
54 52 45 -OW -Ow -0+C,-oua Io -6 -1OWN -o
55 53 46 -ow,-W ow,-ow2 -OW -jo+c,-joui -Thu u-lo, u[0,-110 -aw
56 54 47 -ON,-WON -6 -on,-on -a,-6 -3 -jaw -OW
57 55 48 -ION,-wION -16 -on ,-on -6 -u6 -u:N -jOW
58 56 49 -ION ,-wION,40 N2 iw6 -ion ion, -bud -ion ,-ia -UN -jow
59 57 10 -Iwo -juo ,-juo -lua -10 -juN -iow
60 50 10 / -Iwo -juo+c,-juo -10 -jow
61 58 51 -4 -u; 4 -u -ua,-iva -V
62 59 52 -1l iu -iur,-iuo -OW -j11
63 60 53 -e,-wle,-le2 -ie ?,-ai -je -jow -iej
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