[エックハルト ラテン語著作集Ⅳ]全56篇のラテン語説教集

543 Pages·2011·28.065 MB·Japanese

by  Meister Eckhart, 中山善樹(訳)

エックハルトラテン語著作集
全56篇のラテン語説教集
エックハルト著
中 山 善 樹 訳
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側泉書館
ドミニコ会サクソニア管区長時代のエックハルトの印章
エックハルト ラテン語著作集 IV
全56篇のラテン語説教集

凡 例
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収録されているものにつ 、訳註で引用されている 、本文の上に記した欄外 、訳註は、エックハルト 、人名、書名等は、なし て新たに訳出した。 、その他の古典引用文献 たに訳出した。 内容から章節の区切りに 、聖書の翻訳については 解を助けるために、〔〕 、最低限、必要と思われ コラ哲学の術語なども、 、翻訳の基本方針として Ernsund ilbersetzt von Deutschen Forschungsg 、翻訳の底本としては、Me 凡例
いては 文献の 番号は の著作 うるか につい 至るま 、エッ 内に言 る箇所 既成の は、訳 t Benz emeins iste
、その収録箇所を表記することにした。 および「ラテン教うちミーニュ編「ギリシア教父集」（略号PG) テキストに準拠して付した。これは一まとまりの内容を表す節と見 に関しては、紙幅の関係上、原則としてラテン語著作に限定した。 ぎり現在、日本で一般的に用いられているものを採用した。 ても、事情は大同小異であり、現行の標準版テキストとは異なる場 で必ずしも一致せず、また時として独特の解釈が施されるので、文 クハルトの用いた聖書が、当時のヴルガタ聖書であったため、現行 葉を補って訳出した。 には、訳語の後に原文のラテン語を記し、また原文にはないが、訳 ものに拘泥することなく、なしうるかぎり分かりやすい用語を採用 文の分かりやすさを第一に考え、場合によっては、思い切って意訳 Bruno Decker, Joseph Koch, Stuttgart , を甲~いた。1987 Echardi IV, lateinischen Band Die Werke, Magistri chaft, Se啓rdeutschen lateinihenDie und rWerke, Eckhart, herausgegemon~s,
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、われわれは神の恩寵によって神の子にな には範型と似像のようにけっして超える エックハルトがわれわれ一般のように、 間」と呼んでいる。 り子キリストに些かも劣らない独り子たち って、われわれは我性を脱却して否応な らの全篇をつうじて主張して止まないのは のである。 それらを特有の弁証法を駆使して、われ たっているが、なかでも好んで論じられる の意義をけっして損なうものではない。 ゆえそれらのなかには完成度の古向いもの ないことは、本書に載録された五六篇の
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