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FF14 備忘ログ(PATCH2.0) メインクエスト編
共通メインクエスト その11
エオルゼアの明⽇のために 〜 カストルム・メリディアヌムの死闘
©2010ー2014 SQUARE ENIX CO.,LTD.All Rights Reserved. FINAL FANTASY XIV
エオルゼアの明日のために
ミンフィリア:バルデシオン委員会に連絡をとったわ。すでにガレマール帝国から、エオルゼアの各⾸領のもとへ最終通告が⾏われたそうよ。
ここウルダハの「香煙の間」で、三国⾸領による会談が⾏われているようだけれど、
委員会に居る知⼈の話によれば、状況は良くないわ……。
時間がないわ、急いで⾸領たちのところへ⾏きましょう。……話し合いの結論が出る前に、
エオルゼアの牙が折れていないと伝えなきゃ!
ミンフィリア:時間がないわ、急いで「香煙の間」へ⾏きましょう! 「暁の⾎盟」の灯りは消えてないって、⾸領たちに証明しなきゃ!
アルフィノ:さあ、然るべき場所で宣言しよう。蛮神「ガルーダ」は倒れ、「暁の⾎盟」は蘇った……
今こそ、エオルゼア全土に勇気の灯りをともすのだ!
タタル:フンフ! フンフ! フフフ フフーン!
きーれいーな おーはなーは こーいの はーじ、まりー!
わーたしーの こーころーも はーじ、けるのー!
ベキッ! ドキッ…………おおぅ!
◇◇◇さん、ありがとでっす!! 助けに来てくれた時の姿……かっこよかったでっす!
ウェッジ:タタルさんがあんなに嬉しそうッス! 良かったッス……ホント良かったッス……ぐすっ!
ビッグス:最後はどうなることかと思ったが……何にせよ、本当によかったぜ。
シド:我ながら、ずいぶん無茶をしたもんだ!だが、相⼿はガイウス率いる第XIV軍団……あれくらいの奇策は使わないとな。
バーソロミュー:ここから先は、王宮へと続くロイヤル・プロムナード。現在は緊急会議中である。すみやかにお引き取り願おう。
……えッ、「暁」から緊急の用件が!? し、失礼しましたッ! それでは「香煙の間」へご案内いたします。
ラウバーン:これでは話が平⾏線だな。
メルウィブ:帝国軍第XIV軍団⻑、ガイウスから、我々に届けられた書簡……。
カヌ・エ・センナ:それに対し、私たちが出すべき結論……。
ラウバーン:アルテマウェポンを持つ帝国軍の前に、屈するのか……あくまで戦うのか……。
カヌ・エ・センナ:第七霊災から5年……。⼈々の顔に、やっと笑顔が戻ってまいりました。
その⼈々を、ふたたび戦場に送ることなど、たやすく決意できるものではありません。
特に、ガイウス卿が申すとおり、三蛮神をたやすく討つ⼒があるのであれば、なおのこと。
戦となれば、戦場は死地となりましょう……。
それに「双蛇党」は、国内の不測の事態に備えておく必要があります。
メルウィブ:エオルゼア諸国が抱える蛮神問題。⼤きな犠牲を払い、蛮神と永遠に戦い続ける未来は、まさに暗⿊……。
このまま消耗戦を続けることは、我が「⿊渦団」に限らず、皆が望まぬはず。
ガイウス率いる第XIV軍団が、本国の意向を離れ、独⾃に動いているとの情報もある。
奴らに従わないまでも、同調の道を探ることもできるのではないか?
ラウバーン:「鋼鉄」と呼ばれた⼥提督殿も、弱気なことだ。結局は、グリダニアもリムサ・ロミンサも、国内問題を優先したいのであろう?
ウルダハも⼈のことを言えぬか……。恥ずかしい話だがな。
迫るアマルジャ族に、押し寄せる難⺠……。そして、⼀枚岩になりきれぬ砂蠍衆。これでは「不滅隊」も簡単には動かせん。
⼤層な演説で国⺠を沸き⽴たせたところで、⽬の前の問題が、すぐに⽚付くわけではない。
ナナモ・ウル・ナモ:……ラウバーン。それは、どこの国も同じじゃ。誰もそれを責めることはできぬ。
皆、戦いに疲れておるのじゃ。消沈した⺠を導くには、きれい事の言葉も必要……。
政(まつりごと)とは、かようなものじゃろう?
ガイウスなる者が、それを責めようとも、わらわはラウバーン、そちを責めん。⼒なきは、わらわも同じじゃ。
元より、エオルゼアと帝国は敵じゃ。ただ、復興に明け暮れる⽇々の中で、それを忘れていただけに過ぎぬ。
カヌ・エ・センナ:私たちが、復興を⽬指す陰で、帝国は刃を研ぎ続けていた……。
森を抜ける⾵の如く、過ぎ去っていったこの5年……。私たちと帝国が成してきたことは、あまりに違います。
メルウィブ:今や「暁の⾎盟」は失われた……。
彼らは、蛮神問題の担い⼿としてだけでなく、エオルゼアの精神の主柱でもあったのだ。
アルフィノ:「暁の⾎盟」は、失われてなぞいないッ!
メルウィブ:ミンフィリア、アルフィノ殿、それに……シド!?
カヌ・エ・センナ:あなたも……みんな無事で……。
ラウバーン:お前たち……生きていたのか!!
アルフィノ:どうしたのだ、諸国の⾸領よ! エオルゼアの⺠はみな、気⾼く、誇り⾼く、雄々しいのではなかったのか!
ミンフィリア:蛮神を倒すために、⼤きな⼒に頼るのは間違っています!
⼤きな⼒を用いて蛮神を倒したとしても、結局は、それより⼤きな⼒を求めて、新たな⺠が新たな蛮神を生み出すだけ……。
蛮神とは、混乱と絶望の内に、⺠が祈り、願うことで生まれいずるもの。
ならば、その世を正さない限り、蛮神は生まれ続けるのです!
アルフィノ:それに、帝国と同調などありえない。奴らが⼒でエオルゼアを⽀配する未来……。それこそ、暗⿊の時代が訪れるぞ!
ミンフィリア:⽬の前の問題は、⾃分たちで解くことに意味があります。安易に⼒という解答に頼るのは怠惰よ。
アルフィノ:エオルゼアの平和とは何だ!? 5年前、みなが命がけで戦ったのは何故だ!? 真の平和と⾃由を勝ち取るためだろう!?
エオルゼアは、まだ牙を失っていない。そうだろう!?
ミンフィリア:わたしたち「暁」の明かりは、再び灯ったのです! 今こそ、もう⼀度⼼をひとつに! エオルゼアを救うために!
シド:真の商⼈は、未来の利のために財を投じるもの。そうなんだろ、⽜親⽗。
ラウバーン:シド……。
カヌ・エ・センナ:……⾃分の愚かしさに腹が⽴ちます。⼤地と豊穣の⼥神ノフィカ様の教えを、今になって思い出すとは。
豊穣の恵みは、先⼈の⾎と汗の中にこそ得られるもの。それを森の恵みだなどと、享受することに
馴れきっていた私は、なんと情けないことか……。
グリダニアは、エオルゼアの気⾼き⺠……。私たちグリダニアは、歴史上も侵略者に対して、⼀歩も引かずに戦ってきたのです。
今更、何を及び腰になる必要がありましょうか。
「双蛇党」は動きます。この神々に愛されし美しい⼤地から帝国を放逐し、私たちのエオルゼアを取り戻すために!
ナナモ・ウル・ナモ: くくくくく……。あは、あはははは!
面白い、面白いぞ、カヌ・エ!
メルウィブ:フフフフフ……
ラウバーン:ハッハッハッハッ!!
ナナモ・ウル・ナモ:そうじゃ、その顔じゃ。お主らに、エオルゼアに足らなかったものじゃ!
ラウバーン! ウルダハも負けてはおれぬぞ!
ラウバーン:いつのまにか吾輩は恐れていた……。また、祖国を失うことを。
戦わずして、祖国を守れようか?困難こそ、勝機かつ商機と解っていたはずではないか。
我らウルダハは、エオルゼアの雄々しき⺠。涸れた砂地に倒れようとも、砂⾦をつかみ⽴ち上がるまでよ。
吾輩たちは、何度背中を押されたのだろうな……。この熱き⼼を持つ者たちに。
メルウィブ:さすが、グランドカンパニーの盟主たち。どいつもこいつも、裏をかえせば曲者揃いってわけか。
私だって、気骨⼀筋の海賊あがりだ! たとえ相⼿が帝国だろうと、やってやろうじゃないか!
面倒な奴は、味⽅につけるか海に沈めろ。海賊の掟に従うまでだ!
エオルゼアの誇り⾼き⺠。リムサ・ロミンサという巨艦の底⼒を⾒せてやる!
ナナモ・ウル・ナモ:このエオルゼアの危機、わらわたちで守ってみせようぞ!
盟主たち: おう!
ナナモ・ウル・ナモ:世話を焼かせたな「暁」の者。もう⼼配はいらぬぞ。
軍略は我らに任せよ。砂の家に控え、号令を待つがよいぞ。
スラフスイス:私の妹は、ここで帝国と戦って死んだの。エオルゼアのためにと、国を捨てたあの⼦が……少しでも理想をなしえたのなら、本望でしょう。
ラドルフ:「暁」は⽴ち⽌まれないぞ! こうやって噂をききつけた、冒険者が集まってくる限りな!
アレンヴァルド:あの2⼈は俺を守って死んだ……⼤事なのは、俺がこれから何をするかだと思ってる。そうだよな……アバ、オリ……。
ウリエンジェ:『星海より稀⼈ 異郷より客⼈来らん 其は汝 昔⽇視る者 明⽇拓く者なり』
いにしえの預言書……「神歴記」に記された言葉です。私はこれを、第七霊災を終わりに導く、
「光の戦士」に関する記述と考えています……。
過去を視る⼒を持ち……未来を拓く者……。私の推論は、あなたによって、真実へと変わるかもしれません……。
ウェッジ: タタルさんを救出できて、本当によかったッス!
ビッグス:ミンフィリアさんたちを救出できて、本当によかったぜ。
シド:帝国に残してきた俺の技術があの化け物にも使われているというのなら ……あれを⽌めるのは、やはり俺の使命なんだろう。
正面きってのぶつかり合いは、お前たちに任せる。俺たちは、技師としてのやり⽅で決着をつけてやるさ!
タタル:お亡くなりになった皆さんを、聖アダマ・ランダマ教会へ、運んでいただいたのでっすね……。
⼤変なお仕事、ありがとうございまっした。この戦いが終わったら、皆で勝利の報告にいくでっす!
イダ:パパリモはさ、しっかりしろってアタシを叱るくせに、あっさり帝国に捕まったわけじゃない?
⾃分が⼼配かけてどーするの、って思うわけ。
……まあ、無事だったからいいんだけど!
パパリモ:イダはさ、助けにきたのに最後で気を抜いただろ? 僕が援護してなかったら、どうなってたことか……。
本当にしっかりしてほしいよ。
……まあ、相変わらずで何よりだけど!
アルフィノ:君の戦いは、必ずや時代の混迷を切り裂く剣となる。このエオルゼアを護っていこう!
ヤ・シュトラ:これでやっとひと段落……いえ……ここからが本当の決戦ね。
今度こそ、5年前のような惨劇にはさせないわ。私たちは必ず勝って……サンクレッドを連れ戻したら、お説教が必要ね。
ミンフィリア:バラバラになりかけていたエオルゼアが、またひとつになってくれたわね。
シド:そして、エオルゼアの牙が、まだ折れていないことが証明された。
アルフィノ:フフ……。祖⽗も、こんな気持ちだったのだろうか。
あれも、君の「超える⼒」なのかい?
ミンフィリア:まさか。ただ、暁という仄かな灯りが世界を照らした。……それだけよ。
あら、ちょうど良かった。わたしたちも今戻ってきたところよ。今開けるわ。
⼤丈夫よ。
アルフィノ:担当国のグランドカンパニーと連絡を密に取り、作戦を詰めてくれ。ウルダハは……シド、頼めるか。
シド:任せろ。さて、忙しくなるな。燃えてきたぜ!
ミンフィリア:わたしたちは以前から、天使い……「アシエン」について調べてきたの。
古の時代より、歴史の陰に潜み、常に混乱と戦を煽ってきた者たち。アシエンは、実体を持たぬ不死の存在よ。
⿊い⽔晶……「闇のクリスタル」を媒体に、それを⼿にしたものに憑依する。
結論から言うわ。サンクレッドは救えます!
アルフィノ:これが、闇のクリスタル……。
ヤ・シュトラ:それは、エオルゼア各地の偏属性クリスタルを解析して造られた、研究用のレプリカ。
ミンフィリア:たった今、わたしたちの後援者でもある組織、バルデシオン委員会から取り寄せたものよ。
サンクレッドには、闇のクリスタルとアシエンについて調査をしてもらっていたの。
彼は賢⼈の中でも腕利きだったわ。だから油断していた。まさか、こんなことになるなんて……。
パパリモ:彼は、ルイゾワのじっちゃんが亡くなったのを契機に、みんなに少しでも頼られる存在になろうとしていた。
イダ:いつのまにか、⾃分のことを「オレ」なんて、言い出したりしてたね。
アルフィノ:その焦りが、アシエンに憑依される隙になったか……。
ミンフィリア:サンクレッドの持つ闇のクリスタルを破壊すれば、きっと憑依は解かれる。そうすれば、サンクレッドは助かるはずよ。
あなたには、いろいろな協⼒をお願いしてきたわ。これが最後のお願い……。
どうか、彼を助けてあげて……。そして、エオルゼアの平和のために、あなたの⼒を貸して!
ありがとう……。本当にありがとう。
5年前、混乱の渦中だったエオルゼアは「光の戦士たち」と呼ばれる英雄に救われた。
エオルゼアを渡り歩き、数々の蛮神を倒してきた、あなたこそが、あの時の「光の戦士たち」だと噂する⼈々も居るわ。
もちろん「超える⼒」を持つわたしは、真実をちゃんと覚えている……。でも、そんなことはどうでもいいの。
わたしは、あなたをエオルゼアに生きる、ひとりの勇敢な冒険者としてお願いしたわ。
過去の英雄は記憶の中に消えた。でも、あなたが……。
あなたこそが、今このエオルゼアを救うために、⺟なるクリスタルに導かれた「光の戦士」だと、そう信じています。
⾏きましょう! 神々に愛されし地、このエオルゼアを救済するために!
⼗⼆賢者の⾏進
ミンフィリア:よし、集まったわね。
アルフィノ:先ほど「エオルゼア同盟軍」からの使いが来た。これから、三都市共同作戦の内容を伝える!
本作戦は、在エオルゼア帝国軍拠点に対し同時侵攻する、エオルゼア史上類をみない、⼤規模な反攻作戦だ。
これから地図を使って作戦を説明するが、すべてを覚えきる必要はない。
この作戦の⼤きな流れ。そして、各⾃、担当となる要所を理解してくれ。
ミンフィリア:細かな作戦指⽰は、その時々に任地で発令されるわ。安⼼して。
アルフィノ:では、本作戦を説明する。
まずは、我々の拠点だ。⻄からリムサ・ロミンサ、ウルダハ。そしてグリダニアだ。
ミンフィリア:⼀⽅で、エオルゼアに構えられた帝国の拠点はここにあります。
リムサ・ロミンサの周辺。北東の「カストルム・オクシデンス」。ロータノ海の海上の「カスッテルム・マリヌム」。
次に、ウルダハの周辺。北の「カストルム・メリディアヌム」。「マリヌム」の対岸にある「前哨基地」。
そして、グリダニアの周辺。東の「カストルム・オリエンス」。
そして、エオルゼアの中央部。モードゥナ地⽅にある「カストルム・セントリ」ね。
アルフィノ:今回の作戦の最終⽬標は、ウルダハ北に位置する「カストルム・メリディアヌム」にて
調整中と思われるアルテマウェポンを破壊することだ。
そのためには、敵将ガイウス⾃⾝が守るこの鉄壁の要塞を、完全に孤⽴させる必要がある。
ヤ・シュトラ: ほかの拠点から、援軍を送られてしまっては、私たちに勝ち⽬はない、ということね。
アルフィノ:作戦は、4段階に分けて⾏われる。
まず、第1段階。⽬標は、ガイウスの右腕……。敵将リットアティン・サス・アルヴィナを排撃する。
奴が「カストルム・オクシンデス」から、「前哨基地」の視察に赴くとの情報を得た。
ここを、少数精鋭の「冒険者選抜部隊」が襲撃する。◆◆◆、君の出番だ。
パパリモ:用兵に⻑けるというリットアティンを排撃できれば、奴が率いる「オクシデンス」の部隊は、烏合の衆も同然になるだろうね。
アルフィノ:次に、第2段階。後⽅⽀援を断つ。
リムサ・ロミンサの「⿊渦団」が、リットアティン不在の「オクシデンス」を包囲。
同時に、メルウィブ提督麾下の「⿊渦艦隊」が、海上の「カスッテルム・マリヌム」を封鎖する。
ミンフィリア:⼀⽅、グリダニアでは、「双蛇党」が⿊⾐森の「オリエンス」を包囲します。
イダ:ここには、シルフ族も参加するみたいだよ! フリクシオ⻑ちゃま、はりきってたよー。殺されたみんなの仇をとるでぶっち! って。
アルフィノ:そして、第3段階。援軍を断ち「メリディアヌム」を孤⽴させる。
ウルダハからの「不滅隊」を主⼒とした「同盟軍本隊」が、攻略⽬標である「メリディアヌム」に向けて進軍を開始。
帝国第XIV軍団の主⼒戦隊を叩く。
同時に「冒険者選抜部隊」は要塞内へ侵⼊する。……◆◆◆。再び、君の出番だ。
ミンフィリア:その裏で、カヌ・エ様率いる「双蛇党」の別働隊が、「セントリ」南⽅の線路を封鎖し、モードゥナ⽅面からの援軍を阻害します。
パパリモ:そうか、モードゥナの「セントリ」と、ザナラーンの「メリディアヌム」の間は線路で繋がっていて、魔列⾞が⾏き来している。
ヤ・シュトラ:これを封鎖して、「メリディアヌム」を事実上、孤⽴させるのね。
ミンフィリア:最後に、第4段階。いよいよ⼤詰めよ……。
アルフィノ:これまでの動きで孤⽴させた「メリディアヌム」を、ラウバーン局⻑率いる「同盟軍本隊」が突破。
その奥にあるアルテマウェポンの開発施設へと、「冒険者選抜部隊」を送り込み、叩く。◆◆◆が要となる。
……⻑々となったが、以上だ。
この作戦には、各国のグランドカンパニーを始め、リムサ・ロミンサの海賊諸派や、ウルダハの共和派など、
総勢で、12の⼤きな組織が参加している。
そこで、付いた作戦名が「マーチ・オブ・アルコンズ」。……⼗⼆賢者の⾏進ってわけだ。
ミンフィリア:ほかにも、⺠間のフリーカンパニーが多数参加しています。エオルゼアの救済に向かって、みんなの⼼が1つになっているのよ……。
アルフィノ:我々「暁の⾎盟」は、全グランドカンパニーと連携する。イダとパパリモ、ヤ・シュトラの3名は、各担当国の作戦⾏動に同⾏してくれ。
ミンフィリア:ウリエンジェさんは、ウルダハをお願いします。⽚付き次第、ここに戻って情報収集を。
タタルさんは、ウリエンジェさんのお⼿伝い。そして、集まった情報を、みんなへ共有してください。
アルフィノ:私とミンフィリア、それにシドは、「同盟軍本隊」へ「諜報部隊」として同⾏する。
ミンフィリア:あなたには、「冒険者選抜部隊」の隊⻑として部隊を率いてもらうことになります。
まずは、ここから北にある「不滅隊」の駐屯地に向かって。
アルフィノ:まさに、エオルゼアを懸けた戦いとなる。暁の火のもとに、帝国の奴らに思い知らせてやろう。……エオルゼアの意地を!
ミンフィリア:あなたには、続けざまに、⼤きな戦いに参加してもらうことになる。準備ができたら、声をかけてね。
そして、どうか、気を付けて。あなたにクリスタルの導きを……。
ブレモンダ:兄者、兄貴たちじゃねぇか! くぅ、よくこれまで無事で!
ここの再建費用を用⽴てに、砂蠍集に会いに⾏ったら、俺が今⽇3回も来たっていうじゃないか。
そこでピンときたぜ!
ブレモンド:おお、ブレモンデ! ブレモンダ! お前たち、生きてやがったか!
商魂たくましいお前たちのことだ、きっと、この館に投資しにくると思ってたぜ!
ブレモンデ:おお、ブレモンド兄貴、それにブレモンダ! 英雄の相が集うは商機の証……きっと2⼈に出会えると信じていたぜ!
ダリウステル: ちっ、あの⾺⿅……俺を逃がすために。ああいうお⼈好しこそ、生き残るべきなんじゃねえのか!?
ビッグス:親⽅は、さっそく情報収集に⾏ったぜ。こんなとき、⼀番頼りになるのは、やっぱり親⽅だ。オレたちもがんばらねぇとな。
ウェッジ:オイラたちは、エンタープライズを整備しておくッス! いつでも発進できるようにしとくッス!
イダ:双蛇党の⽅は、アタシたちに任せて!みんなと⼀緒に戦ってると思ったら、まだまだ、何往復だってできちゃうよっ!
パパリモ:こらっ! まったく、イダときたら……余計なところで体⼒を使ってどうするんだよ。
いいか、これから僕たちも前線に出るんだ。勇む気持ちは僕だって同じ……そこで思いっきり、帝国兵を蹴散らしてやるぞ!
ヤ・シュトラ:⿊渦団の⽅は問題ないわ。久々の⼤海戦に、海賊たちが盛り上がりすぎているくらい。
あなたは前を⾒て、⾃分の部隊のことだけを考えて。……背中は、私たちが預かるわ。
アルフィノ:暁のほのかな灯りが、⼤きな暁光となって、エオルゼアを照らそうとしているのだ! 任せたぞ、◆◆◆!
ミンフィリア:ガイウス率いる帝国軍との最終決戦……「マーチ・オブ・アルコンズ」を進めましょう。
あなたには冒険者選抜部隊を率いてもらうわ。わたしも持ち場に向かってしまうから、詳しい指⽰は、現地の責任者から受けてね。
この戦いに勝って、エオルゼアは未来へと進む……あなたも、どうか無事で帰ってきて。
タタル:あっちもバタバタ、こっちもバタバタ……。砂の家⼀番の⼤仕事でっす! 受付もがんばりまっす!
同盟軍の連絡将校:「暁の⾎盟」の者か、よくきてくれた。いよいよ、このエオルゼアから「ガレマール帝国」を放逐する戦いが始まる。
まずは、ここから更に北にある「帝国軍前哨基地」で、敵将「リットアティン」を討つ。
すでに部隊は先⾏して控えている。君の到着を待っている状態だ。
現地に居る「アダルベルト少闘士」に連絡をしてくれたまえ。
この作戦は「マーチ・オブ・アルコンズ」の最初の⼀⼿。……失敗するわけにはいかん。頼むぞ、◆◆◆隊⻑!
アダルベルト少闘士:貴殿は……おお、「冒険者選抜部隊」の隊⻑殿か。よく来てくれたな!
⿊渦団からの通信によれば、⽬標のリットアティンは、先刻、「カストルム・オクシデンス」を出⽴したとのこと。
おそらく、情報どおり視察のためここ「帝国軍前哨基地」に向かったのだろう。我々も、数機の⾶空艇が着陸したのを確認している。
そのいずれかに、リットアティンが搭乗していた可能性が極めて⾼い。現在、我々の偵察部隊が探っているところだ。
不滅隊の通信兵:作戦司令部より各隊。状況を確認、送れ。
第⼀偵察小隊:こちら「アントリオン1」。……対象は未確認。リットアティンは発⾒できない。
第⼆偵察小隊:第⼆偵察小隊「アントリオン2」。同じく未確認。
第三偵察小隊 :こちら「アントリオン3」。ダメだ、対象は⾒えない。
第四偵察小隊:「アントリオン4」だ。同じく対象は……いや、あれは!?
いたぞ、リットアティンだ! 対象を「前哨基地」内に確認!
不滅隊の通信兵:作戦司令部、了解。以上、通信終わり。
アダルベルト少闘士:作戦司令部より各隊。先⾏部隊⻑のアダルベルト少闘士だ。
この作戦が「マーチ・オブ・アルコンズ」における、緒戦であり、その命運を左右する! エオルゼアの反攻は、ここから始まるのだ!
我々に失敗は許されない。総員、覚悟してかかれ!
貴殿ら「冒険者選抜部隊」の突⼊に呼応し、我々は周辺で陽動作戦を⾏い、基地内の兵を散らす。あとは貴殿に託した!
◇◇◇隊⻑! 頼んだぞ、リットアティンを討ちとってくれ! 貴殿の健闘を祈る!
よし、状況開始!
リットアティン:……曲者が踏み迷うたか。
貴様、⾒覚えがあるな……。そうか、蛮神「タイタン」を葬った兵(つわもの)だな。
帝国軍の百⼈隊⻑:で、では……! 奴が英雄といわれる、例の冒険者!?
リットアティン:なるほど。周辺で起きている小競り合いは陽動……。
冒険者を送り込んで我を討ち、「カストルム・オクシデンス」を孤⽴させるつもりか。フン……エオルゼアめ、偏狭な戦術を採る。
だが、刺客に⼀介の冒険者を使うなどと。……いや、要務だからこそ、⼿練れを使ったのか。
……退け。お前たちでは、この者に勝てぬ。
カストルム・オクシデンスに連絡しろ。リムサ・ロミンサの海賊どもが攻めてくるぞ。総⼒で迎撃せよ。
帝国軍の百⼈隊⻑:リットアティン隊⻑……! ……了解しました!
リットアティン:なぜここまで、閣下がエオルゼアに執着するか解るか。……この地の⺠が困窮しているからだ。
飢餓や紛争、そして、さまざまな障壁。閣下がこれまで属州としてきた地は、多様な問題を抱えていた。
⺠を救うために、帝国の⽀配下に置き、強き指導⼒により、正しく導いてこられた。
……すべては、地を⺠を愛すがため!
閣下の統治に、すべての「壁」は取り除かれる! 確かに帝国にも歴然とした⾝分差はある。
だが、才覚ある者は認められ、常に公正だ!
我のように属州の出でも、能さえあれば、等しく重用してくださる……。
弱き為政者が神にすがり、破滅に誘う混沌とは無縁だ!
閣下は、エオルゼアの平和を望んでおられる。そこには、弱き為政者も蛮神も存在しない。
皆が分け隔てなく生を謳歌できる、真の平和だ。
そのための⼒! そのための⽀配だ!
貴様が、いくら有能な冒険者であろうとも、⼰が欲望のために、⼒を使うというなら……
ガイウス閣下の⼤望のため、我が討ち果たしてくれよう!
我が名は、リットアティン・サス・アルヴィナ! ガイウス閣下の盾にして矛なり! 貴様をここで叩く!
リットアティン・サス・アルヴィナ:来い! 閣下の理想に仇なす者よ! 貴様の野望は、ここで果てる!
反逆者は、我が盾…… ガンシールド「タルタロス」の前に必滅……!
逃がさん……! 閣下によるエオルゼア統⼀の、礎となるがいい!
グッ……この⾎が枯れても、貴様を討つ……!
リットアティン:こんな……ところで……。……不覚。
申し訳……ございません……。……最後まで……覇道を……。ともに……歩きとう……ございました……。
ガイウス閣下ァァァァッ!!